岐阜高山の金塊強奪事件と大鍾乳洞

こんにちはゴウです。

岐阜高山の大橋コレクション館から2億円相当の金塊が盗まれたというニュースがやってました。

実は5年ほど前に、その大橋コレクション館にづやと二人で行った事があります。

実際にはコレクション館のすぐ隣にある飛騨大鍾乳洞に行ったんですが、なんか面白いシステムで、その鍾乳洞に入る為には入場料を払って大橋コレクション館の中を通らないといけないんですよ。

で、俺たちは是非とも鍾乳洞は見たかったので、仕方無くコレクション館も見る事にしました。（正確にはコレクション館の中を通る事にしました。）

で、結構広い館内を順路に沿って歩かされるわけなんですが、このコレクション館がまさに名前の通りコレクション館って感じなんですよ。

普通美術館ってのはテーマが決まってると思うんですが、この美術館からは、そういったテーマがまったくといっていいほど感じられませんでした。つまり、金目の物なら洋の東西を問わず展示してあるんです。

結構前に行ったのでうろ覚えなのですが、掛け軸や水墨画、仏像などから、西洋の絵画、彫刻、今回盗まれた金塊、果てはたまごっち（！）まで、とにかく価値があればなんでも集めるって感じでした。ぶっちゃけ、お金持ちの収集家が素人っぽさ全開で価値のあるものを手当たり次第に集めて、そのコレクションを鍾乳洞を見に来た人に強制的に見せているって感じで、俺はあまり良いとは感じませんでした。（たまごっちがガラスケースに入って展示されていたのには、違う意味で感動しましたが）

俺は美術品の価値とかはよくわかりませんが、当然コレクションの品々は高価で価値があるものばかりなのでしょうから、尚更もったいない。やはり美術品は押し付けがましく見せられるよりは、じっくりとテーマに沿って鑑賞したいですよね。 

しかし、その大橋コレクション館を抜けた先にある飛騨大鍾乳洞は本当に素晴らしかった。やはり自然は偉大ですね。ここは是非また行ってみたいです。

それにしても、この金塊。俺が見た当時も「え？これ本物なの？警備大丈夫なの？」ってくらい警備が手薄でしたからね。起こるべくして起こったといえるのかもしれませんね。

まぁ、普通100kgもあれば盗まれないって思うよなぁ・・・。